Eri Yamashita
INTERVIEW 03
Eri Yamashita
都市・空間デザイン事業部
/ 2016年入社
※所属は2024年9月時点のものです。
市町村から委託された道路の設計を主に担当しています。地形状況を踏まえて、発注先や社内のチーム、地元の方と協議しながら、道路をどのような線形や高さで敷設していくかを検討します。また、工事発注に必要な設計図面、工事数量計算書や工事への引継ぎ事項などのとりまとめも行います。自分で一から設計した工事計画が現場で実際に施工されて、完成した施設を地元の方が利用してくださっているのを見ると、達成感が込み上げてくるとともに感動を覚えますね。
道路設計は道路構造を定めた基準書や既存の道路の構造に準じて行うのですが、道路拡幅工事などの場合は、どうしても発注者や地元の方の要望に計画が添わないこともあります。どのように進めるのが最善なのか分からなくなるなど、壁にぶつかることも多く大変でした。しかし、そのような時は経験豊富な上司からアドバイスをいただくなどしながら、最適解を出せるように心掛けてきました。それだけに、道路が開通できた際は、発注者や地元の方から自分の解が認めてもらえた結果だと誇りに感じます。
土質や構造など設計に必要となる知識をより積んで、幅広い視点から設計提案を行える技術者になることが目標です。そのためにも、現在は技術士の資格取得を目指して勉強しています。資格試験の受検料は3回まで会社が負担してくれますし、他にもセミナー受講料補助や報奨金などの制度も利用できるので助かっています。また、個人の能力を上げること以外にも、同僚とのチームワークを大切にし、「地元に愛される山陽設計」の一員として、会社の発展に貢献していきたいです。
休日のうち月2回はパン教室に通っています。生地をこねる作業中は無心になれますし、何より焼きたてのパンの香りが最高です! また、夫とともに力を入れている家庭菜園にも癒やされていますね。夏はスイカ、冬はイチゴが実っていく様子を観察するというのも、仕事終わりの息抜きの一つです。