Jimpei Nojima
INTERVIEW 01
Jimpei Nojima
都市・空間デザイン事業部
/ 2019年入社
※所属は2024年9月時点のものです。
新しい建物や道路を造る際に、土地の形や高さを詳細に計測し、地形図を作成しています。具体的には、人工衛星のデータをもとに基準点を決め、トータルステーションと呼ばれる機器を用いて、より詳細な土地の広さや起伏を測ります。最近では、ドローンを用いた航空写真測量も行っています。こうして収集したデータをもとに、平面図や横断図などの地形図として仕上げています。測量は、建築物や道路設計のように、出来上がった時に目に見えるものを造る仕事ではありませんが、正しい設計や工事の基盤となる重要な仕事です。自分の作成した図面が多くの人の暮らしやすさにつながると思うと、大きなやりがいを感じます。
測量の仕事は現場での業務が中心で、突発的な事象が頻繁に発生します。入社したばかりの頃、作業中に近隣の方から作業内容について尋ねられた際、私の説明が不十分で叱られてしまったことがありました。その時は上司のフォローで何とか収まりましたが、丁寧でわかりやすいコミュニケーションの重要性を痛感しました。また、現場での出来事を正しく整理し、発注者に報告することも大切です。「報・連・相」は仕事の基本であり、この基本ができているかどうかが、後の展開にも大きく影響する非常に重要な要素だと思います。
測量という仕事は、場所や状況によってさまざまな方法があります。特に、地図と現場の状況が異なる場合は、その場で臨機応変に対応を決めなければなりません。入社後しばらく経過した今、後輩に指導する立場にもなり、責任感がより強まりました。私に指導してくださった上司や先輩のように、どのような場所でも対応できるような技術を身に付けたいです。また、後輩にも正しい指示ができるよう、さらに経験や知識を深めたいと思っています。
中学・高校時代はバスケに熱中した経験があり、現在でも休日は社会人のバスケチームで練習しています。また、体を動かすこと全般が好きで、昨年は人生初のフルマラソンとして岡山マラソンにも挑戦し、無事に完走。思いのほか走れたことで「こんなに楽しいのなら、もっと走ってみたい」と、今後のやる気につながりました。