SHohei Fujita
INTERVIEW 04
Shohei Fujita
建築設計部
/ 2020年入社
※所属は2024年9月時点のものです。
設計士だった祖父を見て育ち、子どもの頃から建物に興味を持っていたため、現在の仕事を選びました。主な業務は、公共・民間施設の設計、監理業務です。最近になって、顧客へのプレゼンテーションやプロポーザルでの提案、設計、現場監理など、全ての工程を一人で担当できるようになりました。中でも顧客への提案に力を入れており、「格好良さ」だけでなく、仕様や使い勝手、金額も含めて「理由のある」デザインを心掛けています。
入社2年目の時、児童クラブの建設案件でプロポーザルに参加しました。子どもたちが天候を気にせず走り回って遊べるよう、長いひさしを付けた廊下(いぬばしり)を提案したところ、施主様が気に入ってくださり、竣工時もとても喜んでいただけました。ヒアリングから設計、竣工まで自分がメインとなって担当したのは初めてだったので、大変でしたが格別な達成感がありました。
施主様自身、当初は明確にイメージできていない要望やこだわりがあると思います。それをじっくりとヒアリングすることで細かい希望を引き出し、価格以上に満足していただけるような提案ができる設計士を目指しています。今の目標は、一級建築士の資格を取得することです。試験が近づくと、部内やチーム内で業務量を調整し、勉強しやすい環境を整えてもらえます。この環境に感謝し、さらに勉強に励みたいと思います。
学生時代から建築物見学が趣味で、旅行がてら友人と美術館や博物館巡りをしています。これまで訪れた中で特に印象的だったのは、『島根県芸術文化センター グラントワ』や『島根県立美術館』そして岐阜県内の『現代建築群』ですね。実物を見ることで感性を養うことができ、仕事にも生かせていると感じます。